■錯和(チョンボ)  はい、チョンボ&振聴はココで登場です〜(´〜`)ノ
チョンボとは、麻雀におけるルール違反の総称です。
色々ありますが…主に
○誤ロン・誤ツモ(?) … 役が無い、キチンと和了の形になっていないのに和了を宣言してしまう事。
○振聴 … 自分の捨て牌内にアタリ牌・またはそのスジ牌があるのにロンしてしまった。
○誤ポン・誤チー・誤カン … 間違った形で鳴き、晒してしまう事。
                   又、鳴きの発声したのに「やっぱやめます」と取り消す事。
○山を崩す … 明らかに意図的に、又、偶然でもゲーム続行が困難な程に壁牌を崩してしまう事。
○多牌(ターハイ) … 手牌が所定の数より多い状態。(手牌は、カンしてなければ13枚です。)
○少牌(ショウハイ) … 手牌が所定の数より少ない状態。

 その他諸々、反則行為をまとめて「チョンボ」って言うのです。
狭義では「誤ロン・誤ツモのみを言う」ってwikiに書いてありましたが、広義で捉えるのが一般的だと思います。
■振聴(フリテン)  自分の捨て牌の中にアタリ牌がある状態です。
例えば…今、一・四索で聴牌してるとします。
で、自分の捨て牌の中に一索があると、一索ではロンできません。スジに当たる四索でもロンできません。

 又、リーチをかけた後に誰かがアタリ牌を捨てたのにロンしないと、以降全てが「振聴」となり、ロンできなくなります。
(リーチ前なら人の捨て牌はあまり関係ありませんよ。但し、同巡内振聴ってのがあります。コレにつきましてはまた後程…)

 振聴しててもリーチをして良いのか、ツモならアガって良いのかは場によって変わりますので一応確認して下さい。
麻雀漫画では振聴ツモは当たり前、実際でも大抵は認められると思いますが、認めない所もあったりしますのでご注意下さい。
一度、ぶぼはコレで大喧嘩したことあります…(´_`; 
ぶぼは「認める」派、相手は「認めない」派… こう言う言い争いは水掛け論。喧嘩慣れしてる方が強いので…結局、ぶぼが折れました(T△T)
■錯和は流局  錯和があった際、流局とする取り決めです。
…と言っても、25ページの流局とはちょっと訳が違います。これは「途中流局」に当ります。
途中流局とは、何らかの理由でもう一度をやり直す事です。(後ほど詳しくご説明します)
この際、その局をノーカウントっ…!にするので、親はそのまま、本場も積まずとにかく“今の局はなかった”事にします。

 錯和で流局させるか、錯和した人のみ「和了放棄」(その後は鳴き・牌の入れ替え・和了を許さず、ツモ切りしか認めない事)で済ますかはその場次第です。
■罰符(バップ)  錯和の際、科せられる罰則の事です。
大体は「満貫」相当の点を支払うので、親で錯和したら12,000点、子なら8,000点を場に供託します。
で、その点数を親子相当額に分配しますので…
○親の錯和 → 子に一人当たり4,000点ずつ支払う。
○子の錯和 → 親に4,000点、子には2,000点ずつ支払う。
…となります。

 ですが、やっぱりコレも場によって違ったりしますので、どーしても確認が必要です。
競技ルールですと、親子関係無しで一律、一人に3,000点ずつ支払うという決まりだそーです。

 それから、誤ポン・誤チー・誤カンの場合は、場に1,000点の供託、という場合があります。
■牌を倒す  手牌を公開する事です。
主に和了を宣言する際に使われる言葉ですが、単純に「持ってる牌を見せちゃった」時にも言います。
■吊り込み  手の中(手牌ではなくて掌の中)に牌を隠し持つイカサマの事です。
吊り込みは最も簡単で、且つ応用の利くイカサマです。悪用されても困るので(^^;、詳細は省略です。
■スリカエ  捨て牌や手牌、壁牌にある牌を、別の牌に替えてしまうイカサマです。
大抵は吊り込みとワンセットになりますが…やっぱり詳細は省略です(^^;

 いずれも、空想の世界だけにしておきましょう。
昔、ぶぼが学生時代、サークル仲間と麻雀してた時に、赤ドラ(特定の数字が赤くなっている牌で、面子にあれば無条件でドラにする事です。大体五の数牌ですが、三の場合もあります)を吊り込み、手牌とスリカエる奴がいまして…(´`;
「手に何を握ってるのかな〜?」と、暗に注意してやったんですが、全然直さないし、かと言って手を強引に開かせる度胸はぶぼにはなかったので…そいつとは二度と麻雀しない事にしました。

って言うか、そいつはフツーに周りから嫌われてたし…友人相手にイカサマやる奴なんざ、そんなモンですから。漫画では良くあるシーンですが、絶対やっちゃダメですよ!
…ん?これが詳細の一つ?